Hyperledger Fabric
Oracle上で提供されているBaaS(Blockchain as a Service)であるOracle Blockchain Platform(OBP)関連の入門ガイドや基本的な製品紹介情報をまとめておきます。なお、この記事は情報のアップデートに併せてちょくちょく更新していきます。
Hyperledger Fabricの新LTSバージョンであるv2.5がリリースされたので主要な変更点をまとめています
Blockchain GIGというイベントでHyperLedger Fabric実践編というテーマでセッションを持ったので、その資料を以下に公開しています。 speakerdeck.com 前回の「Hyperledger Fabric(再)入門」ではHLF(Hyperledger Fabric)のコンポーネント、ネットワーク…
Blockchain GIGというイベントでHyperLedger Fabric入門というテーマでセッションを持ったので、その資料を以下に公開しています。 speakerdeck.com 今までパラパラと作ってきた資料にスライドを追加したり書き直したりして、「Hyperledger Fabric(再)入門…
Hyperledger Fabricベースのブロックチェーン基盤であるOracle Blockchain Platformには、独自の機能としてそのブロックチェーン台帳のデータをブロックチェーン外部のOracleデータベースに複製する機能(→リッチヒストリーデータベース機能)が備わっていま…
最近Node.jsの勉強をしており、「おっそういえばHyperledger FabricにはNode.js用のSDKがあったな、よしいっちょなんかアプリでも作ったろ!」と思ったところまではよかったのじゃが、Windows上で開発を始めてしまったために初手からめちゃくちゃ苦労してし…
台帳上でなにかしらのアセットについての状態が管理されており、その最新の状態だけではなく過去の状態(過去バージョンの値、履歴)もちょくちょく参照したいんだよな~ということがあります。 例:NFTトークンのユースケースで、あるNFTトークンについて過…
2020/7/9付でHyperledger Fabric v2.2がLTS(Long Time Support)版としてリリースされました。LTSってつまりどういうこと?と見に行くと、v2.2のドキュメントのWhat's Newに; v2.2 is the first long-term support (LTS) release of Fabric v2.x. Fixes wi…
このエントリは前・後編のうちの後編です。前編は↓です。 Private Data Collectionの新規共有先として追加されたOrg配下のPeerにはそれまでに溜まっていたPrivate Dataレコードも共有されるのか検証してみた - 空谷に吼える 前編では「Private Data Collecti…
###追記### 情報提供をいただきました。v1.4で追加されたreconciliationEnabledのフラグをTrueに設定すると、新規共有先として追加されたOrg配下のPeerにも既存Private Dataレコードが共有されるようになる模様です。 わたし自身では実機で検証できて…
Hyperledger Fabric(HLF)のGossipプロトコルに関するLeader、Anchorってなんだっけってのいつも忘れるのでまとめておきます。
Hyperledger Fabric v2.0が2020/1/29付でリリースされました。メジャーリリースだけあっていくつも重要な機能追加、変更、廃止が入っているのでそのへんを以下にまとめていきます。
なんの話 Hyperledger FabricでChaincode内Chaincode呼び出しするときに理解しておくべきこと
なんの話 Hyperledger FabricでChaincodeの中で台帳(State DBとブロックチェーン)をクエリする方法をまとめて解説
「FabricでHTLCとか使えないの?」とか「Fabricと他のブロックチェーンとまたいでAtomicなトランザクションてどうやればいいんすかね?」とかのインターオペラビリティ周りの質問を最近だけで計3回いただいたのでこれを書いておきます。
ちょっと用があってHyperledger Composerのgithubを見に行ったら2019/8/29付でComposerはdeprecated(非推奨)になったよというお知らせが出ていました。 github.com Hyperledger Composerはプロトタイピングなどの際にFabric(など)を容易に使い始められる…
2019/7/17付でHLF v1.4.2がリリースされていました。 ■HLF v1.4.2リリースノート: Release v1.4.2 Release Notes - July 17, 2019 · hyperledger/fabric · GitHub 公式ドキュメントとしてはv1.4系のドキュメントが更新され、v1.4.2の追加、変更が反映されて…
なんの話 非-決定論的なChaincodeを例を挙げて説明 Oracle Blockchain Platform Cloud ServiceでChaincodeのインストール、インスタンス化を行う方法を紹介 Oracle Blockchain Platform Cloud ServiceでREST Proxyを通じてChaincodeを実行する方法を紹介 非-…
Hyperledger Fabric(HLF)をリエンジニアリングしてスループットをほぼ7倍(3000⇒20000)にしてやったぜというペーパーをカナダのUniversity of Waterlooの研究室が公開、というニュースが出ていました。 cointelegraph.com そのペーパーは以下で読めますの…
3/29付でHLF v1.4.1のRC(Release Candidate)1がリリースされ、RAFTのOrdering Serviceサポートが含まれています。まだRC版なんで正式リリースじゃないんですが下記の通りドキュメントにも先んじて追記されてるしまあたぶん撤回されたりはしないでしょう ■H…
去る2019/3/28(木)に開催した「OCHaCafe #4 Hyperledger Fabricアプリケーション設計入門ガイド」でしゃべった資料を公開しました。 OCHaCafe#4 - Hyperledger Fabricアプリケーション設計入門ガイド - connpass 資料は↓です。当日時間の都合上端折ったス…
Samsung SDSがHyperledger Fabricのトランザクション処理性能を(さらに)高速にするツールを開発したよ、というニュースが出ていました。 www.ledgerinsights.com
なんの話 Chaincode内に非-決定論的なロジックを作り込むとコンセンサス取れなくなって死ぬ 信頼可能な(都合よく偽れない)タイムスタンプを台帳上に記録するためのいくつかの方法
2019/1/10付でHyperledger Fabric v1.4が正式リリースされました。そんでこれはLTS(Long Time Support)版であることがアナウンスされています。これはどういうことかというと; Our policy to date has been to provide bug fix (patch) releases for our …
もういくつ寝るとお正月です、やっていきましょう 解説したこと&やったこと Oracle Blockchain Cloud Service(OBCS)のリッチヒストリーDB機能を解説 OBCSでリッチヒストリーDBへの連携を構成して利用してみる
ひさびさに筋トレをしたら全身がむちゃくちゃな筋肉痛になりました、身動きがとれない、ふとんから出られなーい やったこと Oracle Blockchain Cloud Service(OBCS)のインスタンスを作成 OBCSに含まれるサンプルChaincodeをインストールして実行
"Hyperledger Fabric"っていちいち言うのも書くのも面倒だし"ファブリック"って発語すると"パブリック"と紛らわしいので"HLF"という略語を流行らせようとしてるんだおれは。流行れ!!!!!!! もう使われはじめてるよ 「HLFって実際まだぜんぜん使われて…
12月になったのでことしはもうだめです、いっしゅんで終わります CLSNetがローンチ CLSNetのProduction(本番、商用)サービスが稼働したというニュースが出ていました。 CLSのリリース:CLS’s DLT payment netting service goes live with Goldman Sachs an…
ここの冒頭に書いてるひとこといつも考えるのにけっこう時間かかってるんだけど要る???? なんの話 Validationフェーズではクエリを再実行することで、クエリ結果がChaincode実行時と変わっていないかチェックしている(Phantom Readチェック) ただしSta…
Phantom ReadとかDirty Readとかなんかかっこよくないですか、やっていきましょう なんの話 ValidationフェーズでRead-SetがChaincode(仮)実行時と現在時点で変わっていないかチェックしている これにより二重支払いのような事態の発生を防ぐことができ、…